共感疲労に気を付けよう
介護士にとって共感は重要ですが、過剰になると「共感疲労」を起こすリスクが高まります。利用者の感情に深く入り込みすぎると、自分の感情を抑え込み、精神的に疲弊してしまいますよ。また、利用者の苦しみを自分のことのように感じすぎると、ストレスが増大します。仕事への意欲を失うことにもつながってしまうので気を付けましょう。その状態が続くとメンタルに不調をきたしてしまうので注意してくださいね。ここでは共感疲労に罹りやすい人の特徴もお伝えしています。自分の性格と当てはまるか、確認してみてくださいね。
-
罹りやすい人の特徴
共感疲労になりやすい人には特徴があります。自分の性格と照らし合わせて当てはまるようなら、それを防ぐために予防策や対処法を講じるべきです。ここではどのような人が共感疲労に罹りやすいのか紹介しているのでチェックしてみてくださいね。特に、性格が穏やかで優しい人や感受性が豊かな人、仕事熱心な人は過剰に共感してしまう可能性があるので注意が必要ですよ。また、気を遣いすぎる人も共感疲労を起こしやすい傾向があるので気を付けてください。
つづきを読む
-
具体的な症状とは？
共感疲労になると、精神面にも身体面にもさまざまな影響が出ます。なぜなら、他者の感情に過度に寄り添うことで、自分自身の感情が影響を受け、ストレスや不安が蓄積してしまうからなんですね。感情が不安定になったり、疲れが抜けなくなったりするだけでなく、モチベーションが低下することもあります。その状態が続くとメンタルに不調をきたしてしまうので、注意が必要ですよ。食欲が低下したり、うつ病に似た状態になったりなど、症状に思い当たるようなら放置せず、なるべく早く専門家に相談してみてくださいね。
つづきを読む
-
介護士の罹患率が高い理由
共感の度合いが過剰になると共感疲労を起こしてしまうので注意が必要ですよ。介護士は利用者に対してポジティブな気持ちを持って接しなければなりません。そのため、肉体労働ではなく、感情労働に分類されますが、共感疲労に陥り、悩んでいる人も少なくないんです。日々多くの場面で感情をコントロールしており、自分の気持ちを抑えて利用者に接しているからでしょう。しかし、無理をして感情を押し殺し続けていると、喜びや悲しみ、恐怖といった感情も感じにくくなるため注意が必要です。
つづきを読む
-
共感疲労って何？
「共感疲労」という言葉を聞いたことがありますか？共感疲労とは、他者のつらい状況や困難な状態に共感することで、自分自身も疲労を感じてしまう心理的な反応です。介護士は利用者の気持ちに寄り添ってケアをするため、「何とかしてあげなければ！」という強い気持ちを持って接している人も少なくありません。そのため、共感疲労を起こしやすいんですが、そうなると仕事のミスが増え、重大な事故を起こすリスクが高まるので注意が必要ですよ。
つづきを読む
