罹りやすい人の特徴
共感疲労になりやすい人の特徴を紹介します。自分の性格と照らし合わせて、考えてみてくださいね。

性格が穏やかで優しい人
穏やかで優しい性格の人は感情移入しやすいので、苦しんでいる人を見ると共感してしまう傾向があります。その結果、共感疲労に苦しむ可能性が非常に高いんです。介護士は利用者やご家族が悩んだり、不安に思ったりしている姿を日常的に目にしています。性格が優しく穏やかな人は自分のことのように受けとってしまう傾向があるため、1人ひとりに過度に感情移入しないようにすることが大切ですよ。
仕事熱心な人
仕事熱心な人はリラックスしたりストレスを解消したりするのがそれほどうまくありません。仕事だけに集中してしまう傾向がありますが、それだと精神的な負担につながる可能性が高いので注意が必要ですよ。仕事に集中するのは悪いことではありませんが、適度に休憩をとったり、ストレスを発散したりするように心がけましょう。
充実したプライベートを送っていない人
プライベートが充実していない人は気持ちの切り替えがうまくできないため、ストレスを溜めやすいんです。その結果、共感疲労などの精神的な問題にも罹りやすいので注意が必要ですよ。もし「プライベートが充実していない」と感じているなら、自分が楽しめることを見つけてみてくださいね。
感受性豊かな人
感受性が豊かな人は相手の発言や行動からその人の気持ちを深く理解できますが、その分、人よりも多くのことを感じとっています。そのため、心にダメージを受けやすく、共感疲労になりやすいといわれています。また、相手のトラウマも自分のことのように受けとってしまうので、注意が必要です。
他人に気を遣いすぎる人
気を遣いすぎる人は「つらい思いをしている人の気持ちを理解したい!」「自分に何かできることはないか?」という思いが強いため、共感疲労を起こしやすいんです。自分が何をすべきか、どこまで気を遣うべきかの境界線を明確にすると共感疲労を防ぎやすくなりますよ。
使命感が強い人
使命感が強い人はボランティア精神が旺盛で「困っている人を助けたい!」という気持ちが強いため、頑張りすぎてしまう傾向があります。頑張りすぎは共感疲労の原因にもなるので注意が必要ですよ。使命感が強い人は自分が共感疲労になりやすいことを自覚し、早めに対処するように心がけましょう。
好奇心が強い人
好奇心が強く未知のものに興味がある人は、刺激的な画像や情報に自分でアクセスする傾向があります。好奇心に駆られて情報を集めすぎた結果、知らず知らずのうちに精神的な疲労が蓄積し、共感疲労に陥ってしまうこともあるそうです。